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助けたくても(助けることが)できない人 (2014年5月22日に公開した日記の再々掲)2018.03.18 Sunday
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私は、人の問題行動は心のSOSであると思うので、誰かの問題行動を見たら、それを解決するために自分にできることはないかと考えます。
問題行動も、リストカットなど矛先が自分自身に向かうものと、ストーカーなど他者に向かうものとがありますが、ここでは、後者に焦点を当てて書いてみます。
リアル社会でストーカー行為が行われている場合、それに気づくのは被害者とその周辺の人々に限定されるでしょうが、ブログなどネット上でストーカー行為を行っている場合は違います。
初期の段階なら気づく人は少ないですが、同じ行為が繰り返されるたびに、気づく人は増えていきます。そして、「○○さん、ストーカーなんだって!」といった情報が、その人のハンドル(や名前、写真)、ブログURLとともに多くの人々の間で飛び交うこととなります。
ストーキングを行う人は自分勝手な夢の世界に浸っていると思うのですが、その夢の世界で行う行動を周りの人々は現実の世界で見ています。そして、その異常さや盲目ぶりに恐れおののくわけです。
中には、何とか相手に気づいてもらおうと、日記やコメントの中でほのめかしたり、当人に直接声をかけて問題を指摘してくれる人もいますが、それでもまだ気づかない人もいるのです。自分の行為を正当化するために、他者を貶めて逃げたりもします。そういう間違った行動を何度も何度も繰り返す姿を見て、周囲の人たちは哀れに思ったり侮蔑の感情を抱いたりするのですが、当人たちはそんな気持ちにはまったく気づきません。
人がこれまでと変わらず接してくれていたとしても、その言葉や行動の奥にある「目では見えない」もっとも大切なものが失われている可能性があることに気づいてください。
そういう恐ろしく恥ずかしい行動をネット上で繰り返し、多くの人々の間で物笑いの種となっている人が自分の母親であったなら、どのように感じますか? 自分の行動の結果が自分に跳ね返ってくるだけなら因果応報で済むかもしれませんが、その行動によってわが子が辛く恥ずかしい思いをしなければならないとしたら、かわいそうだとは思いませんか? わが子がどれほど努力したとしても、その努力を母親がすべてかき消してしまうとしたら、どうでしょうか?
自分が恐ろしいほどに恥ずかしい姿をネット上でさらしていることに気づいてください。